カーペット写真


カーペットやラグを洗濯しようとめくったとき、床の上に粉が散らばっていることはありませんか?かなり細かい粉で「一体どこから…!?」とびっくりされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実はこの粉、カーペットの表地と裏地を貼り付けるときに使用される接着剤やクッション材が劣化して剥がれ落ちたものなのですが、この粉が一度出てきたら最後…、いくらお洗濯をしたとしても劣化した成分が無くなるまでずっと出続けます!!

あまりに細かい粉なので「吸い込んでしまったらどうしよう…」と心配になりますよね。

カーペットに使われている接着剤の主な成分は炭酸カルシウムです。炭酸カルシウムは化粧品原料や食品添加物としても使われているものなので、人の体に悪い影響を与える心配はありません。クッション材として使われるポリウレタン材も毒性の強い物質ではないため、健康上の問題はないと思われます。

ですが正直気持ちの良いものではありませんよね。その頃にはカーペットもクッション性が無くなっていたり、肌触りが悪くなったりしていると思いますので思い切って買い替えをオススメ致します。

また、買い替え後のカーペットのお洗濯や乾燥はコインランドリーにお任せください。床やカーペットがきれいだとパッと家の中が明るく見えますよ。

※カーペット裏にゴム製のすべり止めがついている製品を乾燥機で乾燥させてしまうとすべり止めのゴムが熱で劣化してしまい、すべり止め効果がなくなってしまうためご注意ください。