近年コインランドリーブームにより店舗数が大幅に増加し、今まで安定していた売上が崩れてしまったお店が数多くあります。
理由としては、競合店舗数が増えてしまったことにより「価格が安いから」「店内が綺麗だから」「立地が良いから」など、「どのランドリーに行くか」をお客様が選んでしまえるようになったからだと思われます。
さらに「価格が安く、立地が良くて店内が綺麗なお店」はもはやコインランドリーとしてスタンダードとなりつつあります。なので、そこから更にお客様に選んでもらうにはオリジナリティだったり専門性が+αとして必須な時代になってきました。

ジャンルは違いますが、飲食店でも専門性やオリジナリティといったものが重要視されています。
からあげ専門店や食パン専門店などが良い例で、他店と異なるテーマやキーワードを持ったお店は話題性があり、注目を集めやすくなります。
コインランドリー経営が始まってからまず苦労するのが認知度アップであるため、話題性というのは非常に重要です。
現に、パン屋&コインランドリー、カフェ&コインランドリー、ガソリンスタンド&コインランドリーなどといった話題性のあるランドリーの出店も増えており、メディアにも大きく取り上げられています。

もちろん個人事業主の方がいきなりオリジナリティあるコインランドリーの経営をはじめよう!と思っても難しいと思いますので、フランチャイズ経営を売りにしている販売店とフランチャイズ契約を結ぶというのは選択肢としてかなり有効だと考えられます。

オーナー様にとって、フランチャイズ経営を検討される理由としては

□ フランチャイズ本部のブランド力を活かせる
□ パッケージでの店舗デザインになるため、ゼロからのスタートより低コストになる場合がある
□ 銀行からの融資を受けやすい
□ 未経験からでもはじめやすい

など、低リスクで安定した経営が見込めることが第一だと思われます。

ララ・ドリームでも昔フランチャイズチェーンを行なっておりました。
そのため、オーナー様が運営するランドリーで「ララ・ドリーム ○○店」の名前を今でも使用しているお店が多数あります。
ではなぜフランチャイズチェーンをやめてしまったかというと、フランチャイズ契約料がオーナー様の負担になると考えたからです。
上記でも述べたようにコインランドリーが乱立するようになった近年、売上が今までのように安定しなくなった際にオーナー様の負担となってくるのが固定費です。
フランチャイズ契約をするメリットもいろいろとありますが、月々のフランチャイズ料の支払いはデメリットとしても大きいのではないでしょうか。

お店の名前を「コインランドリー〇〇」ではなく、個性あるものにする。
看板のデザインを他店とは違ったものにする。
他店とは違った洗剤を使ってみる。
こういった小さなことからでも、オリジナリティを表現することは可能です。

フランチャイズ契約をしたからといって売上の安定が約束されているかというとそうではなく、
フランチャイズ契約をしても、していなくても、オーナー様自身がお店のことを考え行動していかなければ売上アップは見込めません。

もしララ・ドリームでコインランドリー経営を検討していただける際は、どうすれば売上が安定するか、どんなお店づくりがいいかを一緒に考えていきましょう。