コインランドリーで羽毛布団やこたつ布団、毛布が洗えることは周知されてきたかと思います。なので今回は敷布団の洗い方についてお話させて頂きます。

ダニやアレルギーのことを考えて一番洗濯したいお布団って実は敷布団ですよね。でも敷布団が洗えるなんて聞いたことないし、洗濯表示にも水洗い禁止のマークがついているからいつもクリーニングに出しているわ…という方が多いのではないでしょうか?

少々手間はかかりますが、下記を確認して頂いて該当した敷布団はコインランドリーで洗えます。一番最初に確認して頂きたいのがやはり洗濯表示。水洗い可のマークがあればOK。ですが基本的に敷布団のほとんどが水洗い禁止の洗濯表示がついています。そこで大切なのは洗濯表示に記載されている敷布団の素材です。
敷布団洗う前に

洗える

・ポリエステル
・化学繊維布団(ポリエステルと混合素材)

洗えない

・羊毛(ウール)
・真綿 素材が縮んでしまったり、ちぎれてしまったりしてしまいます。
・ウレタン
※最近の敷布団はポリエステル素材との混合素材も多くなっています。その場合は洗える可能性が高いですので、ご心配な方はお問い合わせください!

次に確認して頂きたいのが、敷布団にキルティング加工がされているかどうかです。※キルティング加工とは…布団の裏地と表の生地の間に、綿などの素材を入れてミシン縫いする加工のこと。

キルティング加工ありの敷布団であれば、そのままお洗濯してしまって問題ありません。ですが、キルティング加工がされていない、表面のみされている敷布団をそのまま洗濯すると中の素材がズレてしまい、寝心地が悪くなってしまいます。この場合は敷布団を縛ればお洗濯可能です!
敷布団しばり方

敷布団のしばり方

敷布団がしばれたらいよいよ洗濯準備完了です! ※キルティング加工されている敷布団はそのまま洗濯可能です。


敷布団の洗い方

敷布団の洗い方

洗濯乾燥機に入れます。渦巻き状に入れると入れやすいです。

コースボタンを押してください。
(洗濯~乾燥コース)16kg 60分

コースボタンが光ったことを確認したら硬貨をいれてください。

硬貨投入後、自動で洗濯~乾燥が始まります。

コース終了後、ドラムから取出します。
乾燥がまだまだ不十分なので乾燥機に移動させます。
このとき表面が乾いていると思いますので、ヒモを外してください。

布団の乾かし方

敷布団の乾かし方

乾燥機で追加乾燥をさせます。一番大きい乾燥機に入れてください。 このとき敷布団にたくさん風が当たるよう広げていれて頂くと乾きやすくなります。

硬貨を入れてください。
乾燥時間目安:30~40分程度(素材や敷布団のサイズによって異なります)

10分ずつくらいの間隔で、敷布団を裏返して敷布団の表面全体に風があたるようにしてください。
乾燥中にドアを開けますと運転が止まりますが、ドアを閉めればまた動き出します。完了です。ふっくらふわふわになりました。

今回お洗濯から乾燥までかかった料金は
洗濯~乾燥コース…1700円
乾燥…700円
合計…2400円

各店舗によって価格は異なりますが、おおよそこのくらいの価格で洗濯~乾燥まで出来ると思います。クリーニングにだすと4000円超ですので、かなりお得ではないでしょうか?今はウォッシャブル対応の敷布団もありますので、購入の際はそういったお布団を選んでコインランドリーでこまめにお洗濯するとダニやアレルギー対策に良いかもしれません。

いかがでしたでしょうか?
今までお洗濯を諦めていた敷布団、この機会にぜひお洗濯してみてください。