「コインランドリーで洗えるのか、洗えないのかわからないお洗濯物」いざ洗濯をしようとすると迷ってしまうことはありませんか?「わからなくて、なかなかコインランドリーに持っていけない」とコインランドリーのご利用をためらってしまうお客様をよく見かけることがあります。
ここでは、そんな洗濯物でもお洗濯ができるかできないかを見極めるコツをご案内いたします!
※お洗濯物の状態や質によって、こちらに記載があってもお洗濯が難しいものもございます。あくまで目安とお考えください。
●お洗濯物の目安●
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こたつ布団
一般的に洗えますが、キルティング(ミシン目で布が上下抑えてあるもの)がないものは中の綿が偏ったり切れたりしてしましますので、キルティングが入っていることをご確認ください。
こたつ敷布団
こちらも一般的に洗えます。こちらも中綿のある厚めのものは、キルティングが入っていることをお確かめ下さい。
羽毛布団
羽毛は物によります。ほとんどの羽毛布団は洗えますが、側がシルク素材やレーヨンが入っているようなものは水洗いはお避け下さい。
しかし、一般的に側が綿やアクリルなどの場合は洗っていただけます。
羽毛は水を含むとペッちゃんこになってしましますので、洗濯機の大きさを選ぶ際に出来るだけぎゅうぎゅうに入るような機械サイズをお選びください。
汚れ落ちが悪いだろうと思い、洗濯ドラムの大きなものに入れると水に濡れてペッちゃんこになった羽毛は重くなって偏り、脱水時に偏りが原因で不良脱水を起こしてしまいがちです。
羽毛を洗う時のポイントは洗濯時はぎゅうぎゅう詰めて洗濯のみのコースで行い乾燥時は、できるだけ大型の乾燥機に一枚ずつ入れて、よく風をあてるようにして乾燥させることです。
羽毛布団の乾燥には、(羽毛の種類にもよりますが)最低でも40分から50分は必要です。中身の羽毛が細かく高級なものほど乾燥には時間をかけてください。
買った時のようにふんわりと仕上がります。
●羽毛布団には「羽毛布団専用コース」もおすすめ!
「羽毛布団専用コース」とは、通常の洗濯コースとは違い、
1.予洗い
羽毛に水を染み込ませ、洗剤液をより浸透しやすくします。
2.もみ洗い
通常のコースは「たたき洗い」が基本ですが、ドラムの回転数を上げることにより、不毛布団をしっかりもみ洗いします。
3.すすぎ
すすぎの際の水量を通常のコースよりも多くすることにより、洗剤をしっかり洗い流します。
さらに、羽毛布団専用コースの後に大きめのガス乾燥機で約20分ほど乾燥させることにより、よりふっくら仕上げることができます!
(羽毛布団により、ガス乾燥機を上記の分数利用しても乾き切らない場合がございます。その場合は、追加乾燥ください。)
通常のコースでも羽毛布団はしっかり洗えますが、羽毛布団専用コースで洗うとよりしっかり洗うことができ、ふっくらに仕上がります!
羽毛布団専用コースの詳しい説明はこちら↓
直営店で羽毛布団コースがある店舗はこちら↓
コインランドリー江曽島店
掛け布団
こたつ布団同様に、キルティングが入っていないものは中の綿が偏ったり切れたりしますので、洗えません。
また、中の詰め物の種類が羊毛(ウール)は縮んでしまいますので洗えません。ただし羊毛混(羊毛50%)なら洗えます。そのほかの一般的な物なら洗えます。
敷布団
こちらも同様にキルティングが入っていないもの、中の詰め物が羊毛(ウール)のものは洗えません。
三層式敷布団は 真ん中の層がよれますのでお勧めできません。
どうしても洗いたいときは紐でぐるぐる巻きに縛って、中の層が動かないようにしてから洗濯機に入れてください。
マットレスは洗えません。カバーだけ外してお洗濯してください。
敷布団の詳しい洗濯方法はこちら↓
座布団
こちらも、キルティングが入っていないものは、中の綿が切れてしまって、クッションのような状態になってしまいます。また中身が、ウレタンの場合も洗えません。
カバーだけお洗濯してください。
毛布
一般的にアクリル系の毛布は洗えます。羊毛100%は、縮んでしまします。(羊毛混なら洗えます)
毛布の詳しい洗濯方法はこちら↓
玄関マット
織物のマットは洗えません。裏側のふちが、ノリで止めてある場合は洗濯によってノリが取れ、ふちの生地がはがれることがあります。
ホットカーペットカバー
織物は洗えません。一般的なものは洗えます。
カーペット
玄関マット同様、織物は洗えません。高級な絨毯は専門のお店にお出しください。
レースカーテン
洗えます。金具は必ず外してください。ただし、長い間かけていたカーテンはお日様によって劣化していますので洗濯時に破れることもあります。
カーテン
あつらえたカーテンや特注品は縮むことがありますので、クリーニング店にお出しください。
織物でないカーテンは洗えます。ただしレースのカーテン同様長い間お日様に当たったカーテンは、劣化していますので洗濯によって破れることがあります。
ぬいぐるみ
ネットに入れて洗ってください。ただし、物によって縮むこともあります。ネットに入れてお洗濯することにより、万が一ぬいぐるみが破け、中身が出てしまった際、中身が飛び散る防止になります。
スニーカー
靴専用洗濯機があります。そちらをご利用ください。レザーは洗えません。
上記のものに共通していえますが、経年劣化している生地は選択の際破れてしまうことがあります。そのものについています取扱い表示マークは必ずご確認ください。
キルティング加工
表面はキルティング加工がされていても、内部の綿までしっかり縫われていないものもあります!内部の綿までキルティングされていないと、結局キルティング加工をさせれいないのと同じなので、よくご確認ください!
キルティング加工の見分け方(例)
洗濯したいこたつ布団や敷布団などの真ん中付近の表面の生地をつまんで持ち上げてみてください。
内部までキルティング加工がされていれば、表面の生地にくっついて綿や反対側の生地など布団が全体的に持ち上がり、表面の生地だけ持ち上がるということがありません。
もし、中の綿がよってしまったら…
もし、キルティング加工のされていないこたつ布団や敷布団の中の綿がよってしまった・切れてしまったら、応急処置として、こたつ布団や敷布団の真ん中あたりの側面の縫い目を解いて、そこから腕を入れてヨレを直しましょう。
上記の内容をご参考いただいても、お洗濯物には様々な布や装飾が施されていたり、長年使用してきたものはお洗濯できるのか迷ってしまうかと思います。コインランドリーは基本的に自己責任でお洗濯をしていただくため、その際は…
1.質感・装飾で迷ったら…洗濯表示をチェック!